姫路紹介<壱> 世界遺産姫路城を知る!

姫路城

世界遺産として世界的に有名なお城「姫路城」!どうして、姫路城は世界遺産に認定されたんでしょうか?

日本には、大阪城、名古屋城、熊本城など数えきれないほどたくさんのお城があります。戦国時代から作られ始めたお城。江戸時代には170余りの天守が各地に築城されました。各地域のシンボルとして建つお城ですが、実は江戸時代から現存する天守はたった12天守しかないことはご存じですか?
中でも姫路城は江戸時代初期に建てられ、天守や櫓等の主要建築物が現存し国宝や重要文化財に指定されており、中堀の内側は「姫路城跡」として国の特別史跡に指定されています。

姫路城は歴史の貴重な遺産と国に認められ、世界遺産に認定されたんですね!

兜

姫路城といえば、5層7階の優麗な大天守と、東、西、乾(北西)の3つの小天守などから成る「連立式天守閣」を有しています。
これは関ヶ原の戦い以降、豊臣恩顧の外様大名たちが大阪に集結するのを防ぐためへの監視・牽制の任を姫路城が受けたからでした。山陽道の要衝にあり、西国探題が設置された姫路城は、大改修を行った池田氏に始まり、歴代城主は徳川譜代大名が配属され、明治新政府による版籍奉還が行われた時まで約270年間、6氏31代の城主の変遷がありました。(※最初に城を築いた赤松氏からは、約530年間、13氏48代と数えられています)

1945年には姫路大空襲で姫路市街地が焼け野原になった中、幸運にも天守閣に落とされたのは不発の焼夷弾だったため、天守閣を焼失することなく現在にその姿を残すことが出来ました。

姫路城 修理

姫路城は平成27年3月、平成の大修理を無事に終え、築城当初の白漆喰総塗籠造と一目でわかる真っ白の城壁が顕わになりました。
姫路城の別名である白鷺城は、白く美しい城の様を謳ったものだとよく言われますが、諸説ある中には、播磨風土記に登場する「日女路(ひめじ)の丘」(現在の姫路城のある姫山)が語源という説もあります。「日女路の丘」が「姫山」。姫山には桜が多く咲いたことから「桜木山」、転じて「鷺山(さぎやま)」。鷺山にある白いお城で「白鷺城」という説です。

姫路城 桜

現在の三の丸広場は、桜木山の名に恥じぬ桜の名所として有名です。白いお城の前に咲く、淡いピンクの花弁の幽玄な様は、毎年地元の人や、観光客の目を楽しませてくれています。

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