昭和38年から愛され続けるブッセ
翌年に東京オリンピックを控え、街が一変しようとしている時代
関東在住の方ならお馴染みの亀屋万年堂のブッセ「ナボナ」。
覚えていますか?誕生したのは今より半世紀も前だったんです。
昭和30年代のお菓子といえば、
ロッテのグリーンガムや明治のマーブルチョコレート、カルビーのかっぱえびせんなど。
今でも販売されている商品は、もう数えるほどしか残っていません。
お菓子の入れ替わりや生存競争の激しい中、ずっと愛され続けるお菓子というものは
やっぱり「また食べたくなる」ことが共通点。
次から次へと新商品が溢れる今だからこそ、「昔ながら」をもう一度。ゆっくりと味わってみませんか。
元巨人軍、王選手のTVコマーシャル
「亀屋万年堂のナボナはお菓子のホームラン王です」というCM。
当時、王選手はホームラン王として絶大な人気を誇っており、
王さんのセリフとともにCMソングも好評で、子どもから大人まで多くの方が口ずさんでいましたよね。
このCMで全国区になったナボナはお土産やご贈答品として喜ばれるお菓子になりました。
和菓子の感覚を活かしたブッセ
もともとブッセとは、フランス語で「ひと口」という意味だそう。
フランス菓子由来との説もありますが、日本独自のものという説もあるようですが、定かではないようです。
その中でもナボナは、和菓子店「亀屋万年堂」ならではの和菓子の感覚を活かしたどら焼き風の形状と、
ソフトカステラの軽い口溶け、まろやかな味わいが特徴。
軽い歯触りの皮部分は他のブッセと比べて抜き出ています。
コーヒー紅茶はもちろん、梅昆布茶と一緒にいただくのも、通の愉しみ方。
季節によって変化する味わい
ナボナファンなら知る人ぞ知る、期間限定フレーバーもまた人気の秘密。
春はいちごクリーム&いちごジャム。
夏はメロンクリーム&メロンジャム。
秋はマロンクリームに、
冬はミルクティークリーム。
暑い日はメロンクリームを冷やして、アイスコーヒーとご一緒に。
色んな味があるので、皆でわいわい食べながら好きな味の話をするのも楽しみの一つですよね。
お菓子の激戦区、自由が丘の和菓子店「亀屋万年堂」
昭和13年に東京・自由が丘の地で創業して以来、東京都・神奈川県を代表する銘店に。
伝統を大切にする和菓子はもちろん、現代風の好みに合わせた洋のセンスが繰り成す和洋菓子までラインナップも豊富で、
サンリオキャラクターズやドラえもん、ウルトラマンなど、キャラクターとのコラボ商品も人気です。
代表銘菓は「ナボナ」、練乳を贅沢に使用したミルク饅頭「ママンミール」。
和菓子の中では生地、甘さともに優しい味わいの「どら焼き」が人気!
どら焼きもナボナも生地はキメの細やかさが命。半世紀愛され続けているからこそできる、優しい味わいをお試しあれ。
お中元やお歳暮に。賞味期限の長いナボナロングライフもおすすめ
「今年は何を贈ろう?前回と違うものを探さなくちゃ…」
毎年工夫を凝らすのももちろん素敵なことですが
「亀屋万年堂のナボナが届きましたよ」
「そうか、今年も◯◯さんが贈ってくれたんだね」
そんな会話が交わされるのも、それもきっと素敵な贈り方のひとつ。
なかなか贈り物を渡すタイミングが合わない…!
一気に食べられるのか心配…。
そんな方には、賞味期限が約1か月の「ナボナ ロングライフ」もおすすめです。
昔食べたことのある方も、はじめての方も、どこか懐かしい気持ちになれる
今だから食べたい、「ナボナ」をもう一度。