姫路紹介<拾仇> 播州の秋祭り
「灘のけんか祭り」を始め、播州の秋祭りといえば全国的にも有名なお祭りです。太鼓台がついた屋台(通称ヤッサ)を元気よく担いで神様に秋の実りのご報告をします。 ヤッサの他にも、獅子舞やだんじりが登場する地域もあり、少し地域が変わるだけで特色豊なお祭りを楽しむことができます。
祭りの格好は、お相撲と全く関係はありませんが回し姿で、襦袢を着用したり、鉢巻を巻いたり、足袋を履いたりしています。
祭りの中には、市・県・国の無形文化財に登録されているものもあり、祭りの開催日が昔からずっと変わらない地域もあります。
播州屋台の特徴は、神輿と同様の宝形作りで、この型は播磨地域以外の太鼓台と違います。屋台によって装飾が異なるのも屋台を見るうえで、大変おもしろいです。
そして異なる屋台が練り合わせでぶつかり合うのが、秋祭り一番の見どころです。威勢のいい掛け声と太鼓の音とともに、複数台の屋台が練り合わさる姿はまさに圧巻です。
地域に愛されている播州秋祭りは、播州の秋まつりシリーズとして兵庫県のローカルテレビであるサンテレビで順番に放映されます。
秋のお祭りシーズンに姫路を訪れた際は、是非お祭りを体験してみてください。
また、お祭りシーズン以外でもヤッサをまじかで見ることのできるスポットがあります。JR姫路駅2Fの新幹線の新幹線の改札口の中です。「灘のけんか祭り」で使用されていた昔のヤッサをまじかで見ることが出来ます。